芸能事務所にスカウトされやすい人とは?
こんにちは。アシスト運営スタッフの山本です。
「デビューのきっかけは、街を歩いているときに声をかけられて…」という、いわゆる”スカウト”に、芸能界を夢見ている方は一度は憧れたことはあるのではないでしょうか。
スカウトマンはどういう基準で声をかけていると思いますか? 今回は、芸能事務所で働くスタッフだからこそわかる、スカウトされやすい人の特徴や、どういう場所にスカウトに行くのかをどこよりも詳しくお伝えしたいと思います!
目次
そもそもスカウトマンはどういう人を探しているのか
これは、ずばり一言でいうと「ダイヤの原石」を探しています。
ここで大事なことは、「ダイヤ」ではなく「ダイヤの“原石”」であるということ。
完成された人は既に事務所に所属していたり、他の養成所などの研究生である可能性があります。スカウトマンは、どこの芸能事務所にもまだ見つかっていない、真っ白で磨けば光る人を求めて、街に繰り出しているのです。
また、スカウトされてデビューをした芸能人の大半は「芸能界に興味がなかった」と話す人が多いです。
堀北真希さんがスカウトされたのは部活帰りのジャージ姿で畑の中を歩いている途中だった、というのは有名な話ですね。自分の可能性に気づいていない人は数多くいます。自分では自覚していない魅力にスポットライトをあて、輝ける道に導くのがスカウトマンの仕事です。
スカウトされやすい人とは:モデル
モデルの原石を探す時にまず見るのは、骨格やスタイル。モデルは才能や努力だけでなく容姿も重要な職業なので、頭身や身体つき、筋肉のつき方などしっかりと見ています。プラスサイズモデルなど今は様々な需要が高まっているため状況によって違うこともありますが、基本的には頭身という面で高身長であるほうが有利ですし、筋肉は一朝一夕でつくものではないため、引き締まっているほうがいいでしょう。
歩き方はそこまで重要視されません。猫背や反り腰は直すのが大変なためまっすぐであることに越したことはないですが、モデル部門がある芸能事務所にはウォーキングレッスンがついていることがほとんどだからです。プロの先生の指導を受けることで矯正することができますし、スチール(静止画)の撮影モデルであれば正しい身体のポジションとポージングを覚えることのほうが重要です。
ただ、これは私が事務所スタッフだからこそいえることですが、レッスンの出来次第ではデビューが遅れることがあります。モデルの正しい立ち方や歩き方は簡単に見えて筋肉が必要なので、モデルを目指している方は体重制限も大切ですが、ある程度の体力・筋力はつけておくことをおすすめします。
スカウトされやすい人とは:俳優・女優
俳優や女優は、年齢や事務所の特性にもよりますがまず大切なのは清潔感。芸能人はイメージ商売です。明るく爽やかで万人受けする人のほうが多くの仕事をオファーされやすいため、清潔感があることは必須。
また、テレビや雑誌など、様々な媒体の露出が増えていきますが基本は素材が勝負になります。日常生活では加工や詐欺のようなメイクも今はよしとされていますが、ドラマや映画などは周りの俳優がナチュラルな中、自分だけそのようなメイクをするということは許されません。ですので、スカウトされた芸能人の多くはノーメイクの時に声をかけられています。
作った輝きではなく、ありのままの輝きを探しているのです。
スカウトされやすい人とは:アーティスト
アーティストのスカウトは実はあまり多くはありませんが、デビュー当時のきゃりーぱみゅぱみゅのような、ファッションアイコンのような世界観を持っていたり、時代を作っていけるような先進的なオーラがある人は声をかけられることもあります。モデルや俳優・女優と違って、ナチュラルであるよりは、完成された自分だけの世界観があることが大切です。
どこでスカウトすることが多いのか
どういう人を探しているかによって違いますが、都内であれば女子中高生を探す際は原宿や渋谷、OLやサラリーマンを探すときは新橋などに出向くことが多いです。
普段そういう方が集まりそうな場所に行くことが多いので、奇をてらったり狙いに行くよりもいつもの生活圏で通常通り生活を送っているほうが可能性は高いです。
終わりに
いかがだったでしょうか。少しでも参考になれば幸いです!
出会いは突然やってきます。いつスカウトされてもおかしくないように自分磨きをしておき、チャンスをつかめるようにしておきましょう!
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