オーディションに受かる人の特徴は?
こんにちは。アシスト運営スタッフの山本です。
先日俳優を目指している方と話す機会があったのですが、その際にあることを聞かれました。
「芸能事務所のオーディションで受かっている人の共通点とかありますか?」
これからオーディションを受ける人にとっては、かなり気になるポイントですよね。気になるその答えは・・・「YES」です。私は今までオーディションに何度も携わってきましたが、審査する上で審査員が重要視しているポイントというものがあり、その基準を満たしている方は合格している確率が高いです。
そこで今回は、芸能の裏方で働いているからこそ教えられる、オーディションに受かる人の特徴をお伝えしていきます!
目次
[合格する人の特徴1]清潔感がある
俳優・モデル・歌手・声優・タレント、全てのジャンルにおいて大事なのが“清潔感”です。現在活躍されている芸能人を見ても清潔感がある方ばかりですよね。芸能はさまざまな人から見られる仕事。イメージがとても大切です。
ですので、芸能人の原石を探すオーディションでも“清潔感があるか”は重要なポイントとなってきます。これからオーディションを受ける方は是非、服装やメイクなど“清潔感”を意識してチョイスしてくださいね。
オーディション当日の服装やメイクは「オーディション当日の流れと注意事項」をご覧ください。
[合格する人の特徴2]意欲的
芸能の世界は競争率も高く、売れるまでにはかなり険しい道が待っています。
芸能事務所は所属タレントが売れるために全力でマネージメントを行いますが、芸能事務所が頑張るだけでは成功することはありません。芸能事務所のマネージメント+タレント本人が日々の生活にアンテナを張り、意欲的に挑戦し続けることでやっと売れるのです。
また私自身、今まで所属してきたタレントを見ていて気付いたことがあります。それは将来への意欲や野心がない方は途中で辞めてしまうということです。先ほどもお伝えしたとおり、売れるまでには大変な道のりが待っています。芸能界は一見華やかな世界に見えますが、その裏ではかなり地味なこともコツコツとやっていかなければなりません。またコツコツと努力をしていてもそれが報われるとは限らず、途中で心が折れてしまい夢を諦めてしまう方も少なくありません。そんな中でも成功している方は、誰にも負けないぐらいの熱い想いや野心を持っており、がむしゃらに目標に向かって努力を続けています。
タレントを育てるのは時間もお金もかかるのが正直なところ・・・。途中半ばで辞められては今までのしてきたことが水の泡になってしまいます。
そのため芸能事務所は、オーディションで“意欲を持っているか”をよく見ており、熱意を持った方は審査員の印象に残りやすいです。
[合格する人の特徴3]明るく真摯に受け答えができている
作品や番組、雑誌などはたくさんのスタッフや共演者と関わり作っていきます。たくさんの人と一緒に仕事する上で重要なのは“人間性”です。どんなにビジュアルが良くても、挨拶をしなかったり不愛想だったりする人とまた一緒に仕事がしたいと思うでしょうか?思わないですよね。その人がブームの期間はまた違う仕事で呼ばれるかもしれませんが、ブームが過ぎ去ったらオファーはかなり激減してしまいます。(実際そういう方を見てきました・・・。)また特徴1の“清潔感がある”でも記載しましたが、芸能人はイメージがとても大切。世間に好印象を与えられる芸能人はジャンル問わず起用されやすいです。
事務所のオーディションはかなり短い時間の中でそれを見極めなければなりません。そのため審査員は明るくハキハキと挨拶ができているか、質問した内容に対し真摯に答えているかをしっかりと見ています!オーディションの時だけ実行してもすぐにわかってしまうので、常日頃より心掛けましょう。
[合格する人の特徴4]特徴的な個性がある
芸能事務所に合格するのがゴールではありません。その先にはさまざまなオーディションを受けます。事務所のオーディションとは違い実力者や知名度がある人と争わなければなりません。その中で強い武器となるのが“個性”です。というのもたくさんの人が受ける中で、少しでも他の人より秀でていたり特徴的な個性がないと審査員の印象に残らず、合格どころか2次オーディションにも進めません。もちろん特徴的な個性がなくても事務所に入ってから実力を磨いたり、自分しかできないことを伸ばしていけばいいのですが、最初から特徴的な個性を持っていると有利なのが正直なところ。ですので、芸能事務所のオーディションでは、実力はそこまででも特徴的な個性があり伸びしろがある方を合格にすることがあります。
ただこちらの項目で注意していただきたいことが1点。自分は特徴的な個性もないし、何かしらの個性を作りこんでオーディションに挑めばいいの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、絶対にやらないでください。数々のオーディションでたくさんの人を見ている審査員は作りこんでいるのか、それとも自然なのかすぐにわかってしまいます。芸能事務所側はあなたが持つ自然な素材を見て審査をしていますので、キャラクターを作り込むのではなく、今自分が持っている魅力を最大限にどう出せるかを考えてオーディションに挑んでください。
終わりに
いかがでしたか?
今回お話した4点は、オーディションの時だけ意識してもできないことばかり。日頃よりアンテナを張り、自ら考え行動することを意識して生活を送ってください。それだけで、合格できる人に近づけると思います。
皆さんが良い芸能事務所と巡り合い、合格できることを心より祈っております!
関連コラム
お問い合わせはこちら
ファッション、雑誌、広告、ドラマ、舞台等、様々なフィールドで活躍するタレントオーディションを開催しています。未経験歓迎。芸能界で活躍したい!チャンスを掴みたい!方は是非ご応募ください。
次の記事へ