オーディションの悩みや疑問をお答えします！

公開日：2023.01.25

こんにちは。アシスト運営スタッフの山本です。

先日、所属タレントＡさんとご飯に行く機会がありました。実はＡさんのオーディション一次審査は私が担当しており、オーディション当時の話になりました。

Ａさんは応募者の中でも堂々とパフォーマンスをしており、審査している当時は「この子はオーディションを何度も経験していそうだな」なんて思っていたのですが、Ａさん曰く、そのオーディションは人生で初めてのオーディションだったそうで、疑問や悩みがたくさんあり、かなり緊張していたそう。

人生初のオーディション。そりゃ緊張しますよね^^;（緊張を感じさせないパフォーマンスだったので、Ａさんが最終まで合格したのは納得なのですが・・・！）Ａさんにオーディションを受けるにあたり、悩みはなんだったのか、何が疑問だったことを掘り下げて聞いてみたところ、思っている以上に不安を抱えたままオーディションを受けていたのだな～と思いました。これからオーディションを受ける方の中にも同じように不安を抱えている方もいらっしゃるのでは？！

そこで今回は、芸能の裏方で働いているからこそ教えられる、オーディションの悩みや疑問にお答えしていこうと思います♪

Ｑ.演技も歌もダンスも何も習ったことがないけど大丈夫？

Ａ.未経験だと不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、習っていなくても全く問題ありません！！

というのもオーディションは、今後売れる可能性がある“原石”を見つける場所です。もちろん何かしらのジャンルで飛びぬけて上手ければ合格にする場合もありますが、基本的にはその人の人間性やスター性、個性、今後の伸びしろを見て判断しています。実技経験がなくても、今あなたができる最大限のパフォーマンスをしましょう。また、演技や歌唱の場合はただセリフを言う・歌を歌うのではなく、台本や歌詞を自分なりに解釈し、気持ちをどこにいれているかを意識しながら実技をすることで、テクニックはなくても他の方と違ったアプローチができ、審査員の印象に残ります。

Ｑ.合格するには何をしたらいいの？

Ａ.自分の魅力を最大限にアピールしましょう！

オーディションを受ける際に１番心掛けて欲しいのが、自分の魅力を出すことです。魅力をアピールするのは難しいと感じ方もいらっしゃるのでは。そういった方は自分の魅力を自分で理解できていない場合が多く、何をどうアピールすればいいのか分からないままオーディションを受けていることが多いです。

自分の魅力って何だろう？と悩む方へおすすめしたい方法があります。それは自分の良いところを全て書き出すことです。まずは自分で性格面や見た目で自信があるところ、得意なこと、今まで力を入れてしてきたこと、人とは違った経験など何でもＯＫです！小さいことでも思いつくだけ書き出してください。次に少し恥ずかしいかもしれませんが、親や友達にもあなたの良いところを聞いてみてください。自分で思っていた自分と、客観的に見た自分は意外と違うものです。自分でも知らなかったあなたの良さを知ることができます。最後に自分で書き出したこと、人から聞いたことを１つにまとめてください。まとめたものは全てあなた自身の魅力です。自分の魅力が分かったら、メイクや服装、自己ＰＲ内容などオーディションで自分の魅力をどう魅せるかをじっくり考えましょう。

Ｑ.学業と両立できる？

Ａ.不可能ではありません！

売れている芸能人の中にも学校もいって、しっかり勉強をしている方が多くいらっしゃいます。ただ１つ知っていていただきたいことは、両立は大変だということ。事務所に入った直後は、いただいたお仕事をこなすというよりは、積極的にオーディションを受け、レベルアップのためのレッスンを受けるのがメインとなります。その期間は自分の時間を作りやすく、問題なく学業と両立することができますが、お仕事のオファーをたくさんいただくようになってからは、一日に何件も仕事が入る場合があります。そんな多忙の中、合間の時間を使って勉強をするわけですから、遊ぶ時間もあまりないでしょうし、かなりハードな生活になるかと思いますが、自分の合間の時間のスケジュールをしっかりと管理し、効率よく勉強することで、両立も可能になります。個人的には、今後芸能活動を続けていくにしても、辞めるにしても、“知識”はとても大切で、自分の可能性の範囲を広げることができるので、是非学業も両立して頑張ってほしいなと思っています。

Ｑ.所属するのにお金はかかるの？

Ａ.ご存知ない方も多いかもしれませんが、多くの芸能事務所は所属するのに費用がかかります！

事務所によってかかる費用は異なりますが、所属費・レッスン費・マネージメント費などなど高額な事務所では80万円ほどかかる事務所もあります。あまりにも高いと毎月の支払に追われ、結局事務所を辞めてしまった・・・なんて話もよく聞きます。夢がそこで断念されるなんて勿体ないですよね。入る前にどのくらいの費用がかかるのか、支払い可能な金額なのかをしっかりと調べて見極めましょう。