俳優になるには何をしたらいい?
こんにちは。アシスト運営スタッフの山本です。
芸能の世界に憧れている方の中でも、なりたい職業の上位にくるのが“俳優”。
そこで今回は、芸能事務所で働いているからこそ教えられる、俳優になるために知っておきたいことをお伝えいたします!
目次
俳優にはどうやってなれるの?
俳優といっても何種類かジャンルがあります。ジャンル問わずさまざまな場所で活躍されている俳優さんもいらっしゃいますが、どのジャンルに重きを置くか、自分はどんな俳優になりたいかをしっかりと考え自分に合う方法を選択してくださいね。
■映像俳優
映像俳優とはドラマや映画に出演する俳優のことです。その他のジャンルの俳優よりも多くの人に観てもらえるのがメリット。
映像俳優になるおすすめの方法は2つ。
【芸能事務所に所属する】
映像俳優になりたい場合、個人的に1番おすすめなのが芸能事務所に所属すること。芸能事務所によりますが、所属後に演技レッスンが受けられたり、さまざまなオーディションを受けられたり、さまざまな案件(仕事)を経験することができたり、何より最初からマネージメントをしてくれるので、未経験でもしっかりと土台を作りながら夢へ挑むことができます。 芸能事務所もたくさんあるので、その事務所で活躍されている俳優さんの作品やSNSを見たり、ホームページを見たりして自分に合いそうな事務所を見つけてみてください。
【一般公募のオーディションを受ける】
ドラマや映画によっては、一般公募オーディションが開催される場合があります。もともと演劇をしたことがあり自信がある方は、一般公募のオーディションに参加するのもおすすめの手段です。一般公募のオーディションでセリフがある役を勝ち取った場合、監督や制作スタッフとの繋がりができるだけでなく、その作品を観た芸能関係者から出演オファーがあったり、芸能事務所からスカウトをいただく場合があります。
■舞台・ミュージカル俳優
舞台俳優とは文字通り舞台で芝居をする俳優です。映像とは違い生のお芝居を観ていただくわけですから失敗は許されませんが、その分お客様の反応をリアルタイムで知ることができるので、やりがいを感じることができるでしょう。
舞台・ミュージカル俳優になるおすすめの方法は2つ。
【劇団員になる】
劇団といっても小さいものから大きいものまでかなりの数があります。ストレート芝居がやりたいのか、ミュージカルがやりたいのかでも大きく変わってきます。さまざまな劇団の作品を観て、自分が入りたい劇団を探しましょう。所属後まずは、研究生として芝居のことや舞台の基礎を勉強させてもらえる劇団が多いです。下積み時代である研究生は、大変なことも多いですが、ここでしっかりとスキルを磨くことで、デビュー後に演じられる幅が広がることでしょう!
【一般公募のオーディションを受ける】
映像俳優と同様、舞台俳優でも一般公募オーディションがありますが、映像よりも演技力が求められるので、ある程度演技の経験があったり場数を踏んでいる方におすすめしたいです。とはいえ、経験者でないと必ず受からないというわけではないのでチャンスがあれば是非受けてみてくださいね。
俳優はどんなことをしているの?
俳優にはどんなお仕事があるのか気になりますよね。今回は芸能事務所や劇団に入ってからどんな仕事が経験できるかをピックアップしてご紹介します!
■映像俳優
【エキストラ】
エキストラとは、通行人や群集など物語で重要性の少ない役を演じる出演者のこと。基本セリフはありません。芸能事務所に所属してから恐らく最初に経験するであろう仕事です。セリフもないしエキストラなんてやりたくないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、エキストラは大切な学びの場です。まずは現場がどういう雰囲気なのか体感し、どういう流れで撮影が進められていくのか、スタッフはどういう動きをしているのか、出演されている俳優さんはどんな演技をしているのかを見て聞いて自分に吸収させてください。またエキストラをしていて、スタッフの目に留まり次回作などでセリフがある役をいただけたりもするので、全力でやりましょう。
【スタンドイン】
スタンドインとは、映画やテレビ番組・CM・MVの撮影前に、カメラ調節や照明調節、立ち位置確認など準備が整うまで俳優の代役をすることです。準備の間の代役ですので、スタンドインでやった芝居などが世に出ることはありませんが、俳優と同じ動きができるので、かなり勉強になります!
【PR活動】
映像もビジネス。視聴率や興行収入がなければ作品を作り続けることが難しいですし、数字が取れない俳優はどんどん仕事が減っていきます。そのため、テレビドラマや映画で主要人物の役をする場合は、お芝居の他にテレビやSNS、ラジオ、イベント、雑誌などでPR活動を行います。映画ではPR活動は撮影からかなり日数がありますが、テレビドラマは撮影しながらPR活動を行わなければならないので、かなりハードなスケジュールになりますが、PR活動は俳優の大事なお仕事です。
【コマーシャル出演】
コマーシャル出演のオファーがあると、俳優として知名度が上がっている証拠です!コマーシャルは企業の顔となる訳ですから、知名度があり世間のイメージが良い方にオファーがあります。
■舞台・ミュージカル俳優
【舞台出演】
劇団に入ってから研究生として下積みを積み、実力がついたら劇団が主催する作品に参加することができます。多くの場合稽古は1ヵ月前から行うことが多いですが、他出演者のスケジュールによっては日中だけでなく深夜に稽古をすることも。稽古から千秋楽までの期間はその作品が中心の生活になりますが、作り込むことができる舞台ならではの充実感を得られることができるでしょう。
【PR活動】
映像俳優と同様、作品を作って終わりではありません。チケットを売って収益を得なければなりません。劇団によってPR活動の方法や数は異なってきますが、どんな活動にせよPR活動はかなり重要となります。
【裏方の仕事】
大きい劇団であれば、俳優とスタッフの役割がしっかりと分かれているのでスタッフの仕事をすることはありませんが、小さい劇団であればスタッフの人数が少ない場合があるので、自分が出演していない公演スタッフの仕事も対応しなければなりません。 基本的には会場の設営やチケットのもぎり、お客様の誘導など本番当日の裏方の仕事をしますが、劇団によっては舞台美術や衣装の作成、パンフレットの作成などの仕事もすることがあります。
終わりに
いかがでしたか?
映像俳優でも舞台の仕事はできるし、舞台俳優でも映像の仕事はできますが、自分の軸はどこに置くのか(自分のやりたいことは何なのか)によって始め方が変わってきます。じっくりと考えてチョイスしてくださいね!
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