オーディション不合格…今後どうしたらいい?
こんにちは。アシスト運営スタッフの山本です。
芸能事務所のオーディションを受けていく中で多くの人が経験するのが、オーディション不合格です。不合格になるとかなり落ち込んでしまいますよね。
中には自信がなくなり、次の事務所に受ける勇気が出ない・・・という方もいらっしゃるのでは。
そこで今回は、芸能事務所で働いているからこそ教えられる、オーディション不合格後のあれこれをお伝えいたします!
目次
オーディション不合格の時に1番知っておいてほしいこと
芸能事務所のオーディションの審査員として携わる私だからこそお伝えしたいのが、オーディションに落ちたからといって自信をなくすことはないということです。不合格になるとどうしても自信喪失になったり、次にオーディションを受けるのに尻込みしてしまったりする人もいますが、それは勿体ない!!活躍されている芸能人の中でもオーディションに落ち続けた人もたくさんいますが、成功しなかったのは自分を信じて諦めなかったから。
“失敗しても大丈夫”というスタンスでいけば何も怖くないですよね!オーディションはいつも前向きに挑みましょう!
オーディション不合格の主な理由
1つ目は自分の魅力を審査員に知ってもらえなかった時。
オーディションでは自分の魅力をいかに出すかが重要ですが、オーディションに携わりさまざまな人を見ていると、自分の魅力をきちんと理解しそれを出せている人って結構少ないのです・・・。中には自分をよく魅せようと作り込んでいらっしゃる人もいますが、残念ながら数多くの人を審査してきた審査員には見抜かれてしまいます・・・。人は誰しも個性がありその人しか持たない魅力があるものです。しっかりと魅力を伝えられるよう努力しましょう。
2つ目はその事務所にあなたが合わなかった時。
オーディションではスターの原石になる人を探していますが、それぞれの芸能事務所で求めている人物像が異なります。実際私が審査員をしていた時、ポテンシャルが高い人もたくさんいらっしゃいましたが、その方々を全員合格にはしませんでした。不合格の方は確かに原石ではあるけれど、私の芸能事務所が求めている原石の種類が違ったからです。原石の種類が違うと磨き方も変わってきますし、せっかくいい素材を持っているのに活かしきれなければタレントにとっても芸能事務所にとってもマイナスになってしまいます。
不合格=あなたに魅力がないのではなく、【不合格=その事務所に合わなかった】だけなのです。ですので、不合格だったからといって過剰に落ち込んだりせず、自分に合う事務所が見つかるまでオーディションを受け続けてください!
オーディション不合格後にすべきこと
これまで不合格だから自信喪失になることはないとお伝えしてきましたが、だからといって不合格後何もせず違うオーディションを受けていいかと言われると・・・答えはNOです。
不合格になってから次のオーディションを受けるまでに下記をしっかりと行いましょう。
■気持ちを切り替える
不合格でも自信喪失することはないと言いましたが、それでも落ち込んでしまうこともあるかと思います。しかし、次のオーディションまで気持ちを引きずり前向きな気持ちでオーディションに挑まなければ、負の連鎖で不合格となってしまうことも少なくないでしょう。オーディションまでに気持ちを切り替えることが大切です。気持ちを切り替えるのが苦手という方は是非下記の方法を試してみてください。
〇オーディションを忘れて趣味に没頭する
考えれば考えるほど落ち込んでしまう場合がありますよね。その場合は何も考えず趣味に没頭するのが一番!!リフレッシュをして肩の力を抜いて次のオーディションに挑戦しましょう!
〇ネガティブな感情をポジティブな感情に変換する
負の感情のエネルギーはかなり高いです。不合格でショックだという感情を、「悔しい!次こそは!」というポジティブな感情に変換することで、自分も楽になりますしモチベーションも上がります!
■オーディションを振り返る
仕事でも学業でも失敗した後に一番必要なのが、振り返りです。それはオーディションでも言えることで、不合格になった原因は何だったのかしっかり考えましょう。
〇自分は魅力を伝えることができたのか
魅力を伝えきれていなかったなという場合・・・まずは自分の魅力をしっかりと理解できているのかを考えましょう。自分の魅力がなかなか見つけられないという方は以下を試してみてください!
自分で性格面や見た目で自信があるところ、得意なこと、今まで力を入れてしてきたこと、人とは違った経験など何でもOKです!小さいことでも思いつくだけ自分の良いところを全て書き出してみてください。次に少し恥ずかしいかもしれませんが、親や友達にもあなたの良いところを聞いてみてください。自分で思っていた自分と、客観的に見た自分は意外と違うものです。自分でも知らなかったあなたの良さを知ることができます。最後に自分で書き出したこと、人から聞いたことを1つにまとめてください。まとめたものは全てあなた自身の魅力です。
〇明るくハキハキと挨拶や受け答えが出来ていたか
作品や番組、雑誌などはたくさんのスタッフや共演者と関わり作っていきます。たくさんの人と一緒に仕事する上で重要なのは“人間性”です。事務所のオーディションはかなり短い時間の中でそれを見極めなければなりません。そのため審査員は明るくハキハキと挨拶ができているか、質問した内容に対し真摯に答えているかをしっかりと見ています!オーディションの時だけ実行してもすぐにわかってしまうので、常日頃より心掛けましょう。
〇服装やメイクは適正であったか
服のセンスや個性よりも、あなた自身のスタイルや体のバランスを見たいので、基本的にはボディーラインが分かる服装が好ましいです。色合いは少しでも印象良く見せるために、爽やかに見えるカラーに。ロゴや柄が多く入っているもの、露出が高いものはなるべく避けましょう。靴は履きつぶしたものでなく綺麗な靴をチョイスしてください。
またメイクもあまり作り込みすぎないナチュラルメイクで挑むようにしてください。
終わりに
いかがでしたか?
オーディション不合格になるとどうしてもネガティブな感情を抱いてしまうことが多いかと思いますが、そこからいかに早く気持ちの切り替えをし、次のオーディションを見据えて準備をするかが重要となってきます!どうか最後まで諦めず、皆さんが自分に合う芸能事務所と巡り合えますように!祈っております!!
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